地球・46億年の孤独──ガイア仮説を超えて

地球・46億年の孤独
(著者)松井孝典(たかふみ)   徳間文庫


日比谷公園の「年越し派遣村」のニュースを見た。
入村者の多さと、困惑と安堵が入り混じった光景が遣り切れない。
路頭に迷った正月を、一人で迎える葛藤で悶々とした日々だったと思う。
ボランティアの志に頭が下がる。
自分ごとのように人の温かさが身に沁みた。


色々な孤独があると思うが、都会の疎外感から生まれる孤独は惨めで辛い。
華やかな世界が横に見える分だけ、その孤独感がいっそう際立つ。
そんな東京から逃げ出したのが私です。
自分からは逃げ出せないのですが・・・。
多くの孤独もあったと思うが、早くも三が日が終った。


「地球・46億年の孤独──ガイア仮説を超えて」
著者は、惑星科学が専門の松井孝典さん。
初刊行は1989年4月、2000年に文庫化されている。
科学とか物理には全然門外漢の私でも、面白く読み通せた。
地球の誕生から人類の未来まで、驚きと共に多くのことを考えさせられた。
進化している地球という角度から見ると、46億年目に存在してしまった自分が不思議に思える。


周りには独居の年寄りが多い。
明日は我が身とは言え、どんな思いで正月を迎えたのだろうか。
田舎の疎外感もなかなか手強い。
46億年の孤独を生きる地球が、人々の孤独を乗せて今日も回っている。


マヌケシウムを求めて、旅は続く・・・・・。


テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2009/01/04(日) 09:30:11|
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